算術演算子とは「計算をするための記号」で、田んぼの広さを測ったり、お米を売るときによく使います。いや使いません。使う風。かな
「算術演算子」って、格好良さげでちょっと調子こいてる風の名前をしていますが、中学一年生でもわかる程度のもので、主だったもので言えば次のものがあります。
- 「+(足し算)」
- 「-(引き算)」
- 「*(掛け算)」
- 「/(割り算)」
所謂「四則計算」ってやつ。
試しに民たちの得意な Chrome の デベロッパーツール(農家でいう田植え機みたいなもん)を立ち上げ、Console タブを選択し、以下のコードを打ってみよう。
3+5 を入力し、エンターキーを押せば、田植え機側で結果をはじき出してくれる。まーここまでは楽勝で理解できるべ
符号反転 ( – )
符号反転は、中学一年生くらいでやった「マイナス」が絡んだりするアレ。この演算子を使うと、「符号が反転する」。
-x; の行を x = -x; にしてしまえば、x の値もきちんと反転してくれる。
インクリメント演算子 ( ++ )
インクリメント(increment)とは、「増加、増進」という意味の英単語で、この演算子は対象の値に 1 を加えるよ。ちなみにインクリメント演算子は x を対象とした場合、「++x(前置)」と「x++(後置)」の二つがある。
前置とは対象に 1 を加えた後にその値を返します。後置とは対象に 1 を加える前にその値を返します
たとえば、前置では、 x
が 3 のとき、++x
は x
に 4 をセットして 4 を返します。後置の場合、x
が 3 のとき、x++
は 3 を返して x
に 4 をセットします。
「こんなのいつ使うの?」って思ったそこの農民!まぁいいや。いつか使うよ。いつか。
デクリメント演算子 ( — )
デクリメント(decrement)とは、「減少」という意味の英単語で、この演算子は対象の値に 1 を除くよ。ちなみにデクリメント演算子は x を対象とした場合インクリメント演算子と同様、「–x(前置)」と「x–(後置)」の二つがある。
こちらの働きもご想像のとおり。
「こんなのいつ使うの?」って思ったそこの農民!おい農民!まぁいいや。あんまり使わないしなこれ。使わないまま死んでいった人も億単位でいるし。
剰余演算子 ( % )
剰余(じょうよ)演算子とは、「割り算の答えではなく『余り』を求める演算子」。たとえば、3 ÷ 2 の余りは 1 。4 ÷ 2 の余りは 0 といった感じに余りが求められる。
この演算子は、よく「偶数か奇数かを判断したい」といった場面で多様されるよ。割る数を 2 で固定し、割られる数が整数であることが保障されている場合、必ず答えは 1 か 0 になる。回答が 1 の場合は奇数、0 の場合は偶数といったような使い方だね
以上。算術演算子でした。とくに インクリメント演算子(++)は、使う場面が必ず訪れるのでここで理解しちゃおうな